東電値上げ - 書評あれこれ~

あらすじ 東電値上げ 読書感想文

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解説あらすじ・読書感想文・解説 7月7日(土)の東京新聞社説に東京電力の電気料金値上げについての意見が書いてありました。東京電力のコスト削減に対する甘すぎる実態について書かれています。

《電力会社は価格が上がれば、その分を自動的に料金に上乗せできる原燃料費調達調整制度で守られており、高値買いでも経営圧迫の心配がない。一ドルでも安ければ値上げ

幅を縮められるのに産ガス国に値下げを迫っているのか疑わしい。》

 株式会社であるのに関わらず、既得権益に守られて経営圧迫の危機がないために、調達先に値下げを迫らないというのは目に見えています。それどころか、制度をいいこと

に都合の悪い時だけ財務状況悪化を口実に値上げを迫られるのでは誰も納得できません。

《天然ガスは世界的に余剰感が強まり、欧州は百万BTU(英国量単位)十二ドル前後で輸入し、韓国はシェールガスの量産が始まった米国と十ドルで輸入契約を結んだ。しかし、

日本は中東などから十七ドルの高値買いだ。専門委は「直近の取引実績」に基づいて削減するよう求めたが、甘すぎる。》

 東電の甘え体質は調達の数字からしてあからさまです。専門委はより厳しい経費削減を要求するよう求めます。

《原価の四割、二兆四千七百億円に上る燃料費の削減はわずか百億円と極めて少ない。削減努力を怠った揚げ句に値上げでは消費者はたまらない。》

 福島第一原発事故の費用とは関係なく、燃料費だけでもこの削減額では到底納得できるわけがありません。これでは、あまりにも甘えていると言わざるを得ません。

 東京電力は株式会社として民営化されている以上は、「市場での競争原理」の中で経営の効率化を求められる筈です。ところが、実態は既存の制度に守られており経営圧迫

の心配がないため消費者や株主の厳しい視線を浴びることは無かった、もしくは浴びていたとしてもそれに対する危機感というものは無かったのでしょう。これからはより厳

しい消費者の視線、もしくは国営化される場合は国の厳しい視線を背に経営の効率化、合理化をするように求めます。

7月7日(土)東京新聞 5面 社説・発言 東電値上げ
 
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まとめtyaiました【東電値上げ】

7月7日(土)の東京新聞社説に東京電力の電気料金値上げについての意見が書いてありました。東京電力のコスト削減に対する甘すぎる実態について書かれています。《電力会社は価格が上

2012-07-10 00:48 from まとめwoネタ速neo

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