心の病で労災、最多325人 - 書評あれこれ~

あらすじ 心の病で労災、最多325人 読書感想文

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解説あらすじ・読書感想文・解説 過労や対人関係トラブルが原因で労災と認定された人の数が過去最多の325人であるということが分かりました。その背景にはやはり経済状況の厳しさが要因となっているよ

うです。

《「同省は、経済状況などによって、職場の雰囲気がなっており、対人関係トラブルによる労災が増加傾向にある」と分析している。》

 人は利益のためには時に、人の道を外れることも珍しくありません。人にとってある程度の余裕やゆとりは人間の正常な心を保つ上で必要なことです。ある程度の心の余裕

を持って生きることが出来るような経済状況を作り出す事が間接的に労働環境改善にも繫がってくると思います。

《厚労省は審査の還迅速化を図るため昨年十二月下旬に新たな基準を導入。二ヵ月連続で月百二十時間以上の残業をした場合は「強い心理的負荷」だったと判断するなど数値

や具体例を明確にした。》

 企業の自助努力に期待出来ない以上、新たな悲劇を食い止めるためには強制的な規制、罰則に頼らざるを得ません。指導勧告を受けた側から反論を受けても国が有無を言わ

さずに権利を行使するためには、数値や具体的な指標が不可欠です。ここを曖昧にすると逃げ道を作ってしまうことになりますので、擦り抜ける穴の無いように強固な物にし

て欲しいと思います。

《過労や職場での対人関係のトラブルから、うつ病などの精神疾患にかかり、二〇一一年度に労災申請した人は前年度九十一人増の千二百七十二人だったことが十五日、厚生

労働省の集計で分かった。三年連続で過去最多を更新。》

 二〇一一年度は東日本大震災の影響もありましたが、それでも二十人と全体の6%に過ぎません。決して「震災の影響」と臭いものにふたをするのではなく問題に真摯に向き

合う必要があると思います。

 経済状況の悪化は効率優先、経済優先の風潮を加速させて、時に人間の良心というものを奪っています。企業はそこで働く従業員が居てこそ成り立つのであり、社員を使い

捨てにする、大切にしない考え方はいずれ、その企業の破綻を招くと思います。そのためにも働く人々が尊厳を持って迎えられる働き方と環境の整備が必要です。環境整備の

ためには国の強制的な権利の行使も覚悟して、人々が尊厳を持って迎えられる環境を整備すべきだと思います。

6/16(土)東京新聞 2面総合
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まとめtyaiました【心の病で労災、最多325人】

過労や対人関係トラブルが原因で労災と認定された人の数が過去最多の325人であるということが分かりました。その背景にはやはり経済状況の厳しさが要因となっているようです。《「同...

2012-06-20 12:35 from まとめwoネタ速neo

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