「そもそも」の大切さ - 書評あれこれ~

あらすじ 「そもそも」の大切さ 読書感想文

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解説あらすじ・読書感想文・解説 「そもそも」の大切さ

 5月27日の新聞の一説に『「そもそも」の大切さ』というタイトルの文章がありました。このタイトルを見てどんなことでも物事の前提条件、背景の大元から考えてみること

が大切であると思いました。
 
 「そもそも」の大切さについて考える上で、夏目漱石の「文鳥」の文章の中に以下のような文章があります。

《自分は机の方へ向き直った。そうして三重吉へ端書をかいた。「家人が餌を遣らないものだから、文鳥はとうとう死んでしまった。たのみもせぬものを籠へ入れて、しかも

餌を遣る義務さえ尽くさないのは残酷の至りだ」と云う文句であった。》

 主人自らが「飼っても文鳥を飼ってもよい」と言ったにも関わらず、文鳥を死なせてしまった原因を家族に転嫁している。元はと言えば、主人が文鳥に餌をやらなかった事

が原因である為、ここでは「そもそも、文鳥に餌をやらなかった事に原因がある」という論が成り立つ。「そもそも」どうなのかと考えることで、主人が書いた手紙の内容が

筋違いであるということが分かります。

 どんなことに対しても、そのままの情報を鵜呑みにしないでそもそもの背景について一度考えてみることが大切だと思いました。

参考文献
夏目漱石「文鳥・夢十夜」新潮文庫
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「そもそも」の大切さ 5月27日の新聞の一説に『「そもそも」の大切さ』というタイトルの文章がありました。このタイトルを見てどんなことでも物事の前提条件、背景の大元から考えて...

2012-06-07 08:43 from まとめwoネタ速neo

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