すぐに使える書評集~徒然草より① - 書評あれこれ~

あらすじ すぐに使える書評集~徒然草より① 読書感想文

このエントリーをはてなブックマークに追加

解説あらすじ・読書感想文・解説 ~読んだ本の中で見つけた、実際に使える名言、名文を紹介します

吉田兼好著「徒然草」講談社文庫

徒然草 (講談社文庫 古 3-1)



《仁和寺にいる坊さんが、年寄るまで、石清水八幡宮を拝んだことがなかったので、残念に思って、ある時思い立ち、たった一人で、歩いてお参りに行った。山麗の極楽寺や高良神社などを見て、これだけかと思って帰って来てしまった。帰ってから、傍輩に向って、「長い間念願していたことを果しました。かねがね聞いていたのにもまして、まことに貴くございました。それにしても、お参りに来た人が誰でも皆山へ上ったのは、なにかあるのだろうと、行って見たい気がしましたが、八幡様へお参りするのが肝心だと思って、山の上までは見ませんでした。」と言った。ちょっとしたことにも、道案内というものは、欲しいものだ。》P214

 坊さんは実は石清水八幡宮を拝んだつもりが手前の高良神社等だけを見て、八幡宮と勘違いしていたのです。
 「道案内がいれば間違えることもなかったのに」と兼好はいっています。
 どんなことでも、指導者や先立となる人はいるべきだというのがこの文章の主張になります。 

 
関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加


書評あれこれ~

書評記事おすすめ
世界文学名著おすすめ日本文学名著おすすめ

コメント
非公開コメント

トラックバック
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます 
Copyright © 書評あれこれ~ All Rights Reserved.