残念な人のお金の習慣 - 書評あれこれ~

あらすじ 残念な人のお金の習慣 読書感想文

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解説あらすじ・読書感想文・解説

残念な人のお金の習慣 (青春新書プレイブックス)



 山崎将志著「残念な人のお金の習慣」青春出版社 を読みました。お金をいかにして「稼ぐか」よりも、「稼げない習慣とはどういうものなのか?」について述べられています。

《もうひとつ、彼らの仕組みで参考にすべき重要な点は、レベルの高い集団にいると、最低ラインが上がるということである。ある集団にとっては「難しくてできない」ことは、別の集団にとっては「全員が習得している最低水準」だったりする。》P21

 最高ラインよりも最低ラインの方が大事であると述べています。最高ラインは達成したくても「仕方ない」と言い訳がつけられるが、最低ラインだとそうもいかない。最低ラインが高い事で目的が明確になると述べられています。

《これらの根底にあるのは、「昔はよかった」ということなのではないか、と思う。決して直接口にはしていないが、「大学を出ると就職できる時代があった」「自分達より上の年代は退職金と年金で豊かな暮しをしている」「どんな仕事でも給料が上る時代があった」といった、過去のよかった時代との比較が前提となっている。「オレ、人生あきらめてる・・・・・・」と口に出していう人ほど、本当はあきらめが悪い。》P120

 「人生をあきらめている」人は、実は「昔はよかったという幻想」を「あきらめていない」という所が逆説的で興味深かったでした。

《満足を感じられない出来事と不満足を感じる出来事は違う。たとえば、会社の方針が気にいらないとか、監督者との関係が気にいらない、あるいは労働条件が不満だ、給料が不満だ、同僚との関係が不満だ・・・・・、これらのことを衛生要因という。しかし、これらが解消されたからといって満足はいかない。不満がなくなるだけであって、満足にはならない。》P74

 「こうすればうまくいく」という手法はなかなかなくても、「こうやるとうまくいかない」という手法は案外ある。しかし、それだけでは成功する事は出来ない。稼ぐためには、不満を無くすだけで終わらず、満足を増やすことが大事だと書いてある。ここを履き違えることは案外多いなと思いました。

 読んでいて自分にも「稼げない習慣」があてはまる事項がいくつもありました。稼ぐための方法は、なかなか実践するのがおっくうですが、稼げないを改善する習慣は案外すぐにでも実行できるような気がしました。



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